模型log

沖縄での模型作りノート。人柱版。

沖縄の模型店 「ラジコンショップSIRO」

f:id:prapiroon:20121031023247j:plain

えー、ラジコンショップです。
「模型店」としてくくって良いかどうか悩むけど、天下のタウンページにそう書いてあるので行ってみた。で、せっかく行ったからには一応レポをば。

で、感想としては硬派なラジコン専門店。それも、キット自体は少なく、店内の9割がラジコンパーツ。かなり細かいものまで取りそろえている。あいにくラジコンには疎いので、あの品数でどれくらいのニーズをカバーできるのかさっぱりわからないが、正直沖縄にこんな専門店があると思っていなかったので、個人的には驚いた。


さて、ここの品揃えの中で一般的な模型店と共通するのは塗料ぐらいのものだったが、それもポリカーボネート用で一般的なプラスチックには使用できない種類のものである。なので、模型店としての利用は難しいだろう。まあ、「ラジコンショップ」なので当たり前っちゃ当たり前なんだけど。

このお店の名誉のために言及しておくと、あくまで個人的に想像していた「模型店」とはちょっと違うな、という感想ってだけで、ラジコンショップとしては優れていると思う。やっぱこれだけ専門的な分野になると、ちょっとした部品を購入する場合でも沖縄ではネットで探すしか選択肢がなかったりするので、ラジコンファンにはありがたい存在なのではなかろうか…
あと、駐車場あります。うちなーんちゅにとっては大事なところ。

 

------------------------------------------------------------


ラジコンショップSIRO

 

住所:〒901-2214 沖縄県宜野湾市我如古3丁目22-1
TEL:098-943-1846

ショップHP:http://www.rc-siro.com/

 

 

オスプレイ その2

f:id:prapiroon:20121031001812j:plain

オスプレイの進捗状況。

とりあえず、コックピットと輸送室内の組み立て+内部塗装を終了しました。どうせ中は見えにくいので、内部塗装はかなり雑。カラーも、説明書のカラー指定通りのまんま。コックピットのベルトや内部座席のシートが真っ赤なんだが、本当だろうか…

 

説明書では、コックピット前方に43gのオモリを入れることになっているので、釣具店で調達したガン玉をウルトラ多用途ボンドと瞬間接着剤で仕込んだ。

本当は43gのオモリを入れることになっているが、鉛を使っても、このスペースに43gはなかなか入らない。ネットで他の人の製作記を探してみると、どうやら20gでも大丈夫らしい。なので、今回は30gのガン玉をぎゅうぎゅうに詰め込んでよしとした。

 

と、ここまで組み込んで初めて気づいたのだが、コクピット以外の室内は「全然」見えない!

このキットでは、後部のハッチが開いている状態と閉じている状態のどちらかを選択することになっていて、私は閉じている状態で組み立てることにした。で、ハッチを閉じてしまうと中は全く見えなくなる。それくらいは当然見当はついていたが、窓やコックピット側の入り口からのぞいたときに多少うっすらとシートの配列ぐらいは確認できるだろうと思って、内部のシートや床を塗装したのだ。…が、組んでみると、内部は暗くて窓からも全く中の様子が見えない…本当に時間の無駄だった…orz

 

この後、片側の胴体パーツをくっつけて胴体部分の組み立てを終えたが、実はここまでトータル10時間ぐらいかかっている…

もともと制作スピードはドン亀レベルだったが、ここまで遅いと絶望的になる…。

楽しむことは大事だが、もうちょっとスピードアップ+効率化できないものか…

沖縄の模型店 「タイムおもちゃランド」

f:id:prapiroon:20121030060519j:plain

沖縄市の安慶田小、中学校近くにある模型店。
タイトルに「タイムおもちゃランド」と書いたが、店の看板を見る限り「おもちゃランド・タイム」の方が正しい気がする。が、最初に決めた「タウンページの記載に準ずる」というルールに則ってそのまま表記。


基本は玩具店だが、店内の半分くらいは模型で占められている。塗料や道具もそこそこ充実していて、ここだけで一通りの道具は揃えられる。キットはガンプラ、戦闘機、AFVが中心。新しいキットは少なく、箱も色あせているものが多いのだが、中には古くて珍しいものもある。

そういえば小さい頃、ド田舎の地元でプラモデルを買いに行く店はどこもこんな感じの玩具店だったなー…と、ほんのりノスタルジックになれる昔ながらのおもちゃ屋さんな感じが◎。

ちなみにブログもやってます。カードゲームの大会なども催しているようで、土日になると写真のように近辺の子どもたちが集まってくる。
http://taimuokinwa.ti-da.net/

 

-----------------------------------------------


おもちゃランド・タイム

住所:〒904-0011 沖縄県沖縄市照屋3丁目3-4
TEL:098-937-9546

沖縄の模型店 「四駆堂」

f:id:prapiroon:20121030054819j:plain

沖縄市の泡瀬にある模型専門店。
大通りから少し入ったところにあるので口頭で説明するときは苦労するが、なにぶん真っ黄色の壁に真っ赤な屋根、タミヤのノボリがずらっと並んでいるという、閑静な町中にあって一際目立つ外装なので、近くをウロウロすれば必ず見つけられる。

ここの品揃えは県内屈指。航空機、AFV、艦船、ガンプラはもちろん、アニメ系、建築物など、様々な種類が置いてあり品数も豊富。外国製キットは少ないがその他のラインナップは十分だ。イタレリ製オスプレイの1/48、1/72の両方が棚に並んでいるのを発見したときはちょっと驚いた。ネットであんなに探しても見つからなかったのに…
それから数は少ないがフィギュアもいくつか。
また、エアブラシやその他の専門的な工作道具も充実している。塗料はクレオス、タミヤ、ガイアカラー。ラジコン用の製品も専門店より少なめではあるが取り扱っている。

店の窓側にショーケースがあって、様々な種類の模型の完成品が展示されている。なかなかの上級品もあるのだが、完成度からみておそらく子どもたちが作ったものと思われるものが多い。主翼が逆向きに取り付けられた震電を発見した時は何ともいえない気持ちにはなった(たしかに他の大戦機と違って独特の形状をしてるので、間違えやすいっちゃ間違えやすいんだろうけど…)が、あのほのぼのとした空気感はなんかいいっす。

---------------------------------------------------------

四駆堂
住所:〒904-2171 沖縄県沖縄市高原6丁目2-30
TEL:098-934-1264

ショップHP:http://www.geocities.jp/yonkudou/

沖縄の模型店 「みぶろやさん」

f:id:prapiroon:20121030052831j:plain

国際通り北端のゆいレール牧志駅近くにお店を構える模型店。

光生ビルという建物の2階にあり、看板も小さいので見つけにくそうだが、路線バスの安里停留所の真ん前がビルの入り口になっているため非常にわかりやすい。↓の写真にある正面の階段を上ればお店の入り口だ。

f:id:prapiroon:20121030053113j:plain


店内はそれほど広くないが明るくてきれいだし、店の奥の方にちょっとした模型の展示コーナーがあり、見てるだけで楽しい。工作道具や塗料、素材などが非常に充実しており、クレオスMr.カラーやタミヤカラーといった定番に加え、ガイアカラーや海外製の塗料(ハンブロールとシタデルカラー)なんかも揃えている。
キットの数はそこそこ。ミリタリー系が中心でガンプラは少なめ。その他、城などの建築物キットも置いている。印象的なのはミリタリー系の外国製キットの品揃えのすごさ。半分くらいそうなんじゃなかろうか…見たことないメーカーも多かった。もちろん珍品も多いので、キットの箱をひとつひとつ眺めるだけで時間を忘れる。
なかなかマニアックな品揃えでありながら、マニア店にありがちな一見さんお断り的な雰囲気もないので、気軽に利用できるお店。

駐車場がないのがつらいが、バス停やモノレールが目の前なので公共交通でOK。車で来る場合でも、国際通り近辺はコインパーキングも多いので問題ないだろう。国際通りは地元民はなかなか行かないが、南部にある数少ない本格派の模型店なので、利用する人は結構多い気がする。

------------------------------------------------


みぶろやさん
住所:902-0067 沖縄県那覇市安里1-1-58光生ビル2F
電話:098-863-6450

ショップHP:http://www.mibro83.com/

沖縄の模型店 「hobbyshopBIRD」

f:id:prapiroon:20121023165012j:plain

那覇市内で初めて行った模型店。大きな道路の側なので比較的見つけやすかった。

 

平成23年4月開店の新しいお店。それほど広くないが清潔感のある店内。

小さいお店ながらキットの品数はまずますで、ガンプラ系とミリタリー中心のオーソドックスなラインナップ。これといって珍品を扱っている感じはしなかったが、ファインモールド発売の「紅の豚」のポルコ機「サボイア」の改修前版と改修後版、ライバル機「カーチスR3C」のキットを揃えていた所にぐっときた。

取り扱う塗料はクレオスMr.カラー。その他エッチングパーツやプラ材、マテリアルなども一通り。エアブラシも基本的なものを数種類扱っている。コンプレッサーはあったかな?よく見てなかったが、エアブラシがあるので最低限のものはあるだろう。

工具・道具の種類や細かい部品の数は少ないものの、一式揃えられるだけのものは用意してくれている。

 

ちなみに、タイトルの店名を2バイト英字で書いたが、これはiタウンページの記載に準じたものだ。実際の店の看板にはカタカナでも表記してあるんで、どっちで書こうか少し困ったが、情報源に則った方があとあと迷わないで済みそうなので。

------------------------------------------------


hobbyshopBIRD

住所:〒902-0076 沖縄県那覇市与儀2丁目10-1-103
TEL:098-851-9644

ショップHP:http://hobbybird.ti-da.net/

コンプレッサーが届く。…が…

実家にあったコンプレッサーを送ってもらった。

学生時代に使っていたもので、卒業以来一度も箱を開けた記憶がないから結構なお久しぶり感。

f:id:prapiroon:20121025231609j:plain

このコンプレッサーはエアテックス社の「APC001」という製品。現在でも同じ型番で販売されているが、現行のものはモデルチェンジされていて、これとは全然違う別物だ。

本体にはエアフィルターと圧力スイッチが接続されているが、レギュレータと圧力計は付属しておらず、写真左下に見えるレギュレータがセットになって売られていた。

ネットで調べたところ、この旧型のスペックは3.3kgf/cm(0.33Mpa)、騒音値53dBとある。現行機ではもうちょっと騒音が抑えられているようだ。

 

この53dBというのは、現在販売されているコンプレッサーと比べると平均的な数値であるが、当時は静粛性をうたっていた気がする。実際、初めて入手した時はその静かさに驚愕した記憶がある。

(というか、それまで長年愛用していたタミヤスプレーワークHGコンプレッサーが爆音だっただけなんだけど。あれには本当に苦労させられた…結構お世話になったはずなのに悪口しか出てこないが、それはまた別の機会に。)

 

で、時を経てのAPC001の使用感だが、確かにモーター音はそれほどうるさくない。が、思い出した…。こいつは振動が結構すごいのだ。たしか学生当時は100均に売ってる人工芝マットを何枚も重ねた上に置いて振動を吸収させていた。そうでもしないと床の振動で我慢できない低周波騒音となってしまう。ま、工夫次第だな。うまく振動を打ち消すことができれば夜間でも問題なく使えるから。

 

さて、騒音はそんな感じなのだが、動作確認を一通り済ませた上で問題が2つ。ひとつは当時のウレタンホースがボッロボロ。もう見事にぼろぼろ。ホースに軽く触るだけで儚く砕けていく…まあ仕方ない。長年放置しちゃってるんだからそりゃそうだわな…

もう一つの問題は、付属のエアフィルターの水抜きカップからのエア漏れ!これは最悪である。よくよく調べると、カップ下のドレン部分から漏れている。最近の水抜きのドレン部品は金属製のプッシュ式がほとんどだと思うのだが、この製品に付属しているものは樹脂(たぶんポリプロピレン)でできている。樹脂製のコックをひねって水を排出する機構で、購入当時から耐久性に不安を感じていたのだが、それが現実に…。

 

ホースは模型店から購入してくるとして、問題はこの水抜きをどうするか。最初はこのカップの部分だけ交換できないかと考えたが、当然ながらカップのサイズは規格で決められているわけではないので製品ごとに違う。同じものを探すのは非常に困難だ。いっそフィルターごと交換しようと思うが、近所のホームセンターで¥3000以上もする。ちょっと考え込む値段よねー…

 

で、色々と迷った結果、当面はエアが漏れている箇所をふさいで使用することに。調べてみると、エア漏れにはエポキシ接着剤が一番!という記事を見つけたので、早速ホムセンからコニシボンドの「クイック5」を買ってきて2液をまぜまぜ、エア漏れの箇所に塗りたくった。

接着剤が完全硬化した翌日、テスト開始。…で、あっさり失敗。ばりばり漏れてる。3kgのエア圧ってすげーなぁ…と感心するも原因は明白。クイック5のパッケージには「接着できないもの…ポリプロピレン…」とあるから…

 

もう一度ホムセンへ出撃していろいろ探してみたところ、これを発見。

f:id:prapiroon:20121026000253j:plain

スコッチの「スーパー多用途プレミアゴールド」。

”何でも接着できる!”ってのが売りみたいで、他にポリプロピレンが接着できそうなものもなかったので、これを購入。

f:id:prapiroon:20121026000331j:plain

このように、ドレンのコックを包むように塗りたくる。さらに下の排出口には、スーパー多用途をたっぷりつけたゴム栓をねじ込んだ。

結果は◎!すばらしいねー、スーパー多用途!

これでエア漏れは問題なし。まあ、水を排出するためにいちいちカップを外さなければならないのが難点だが、仕方ない。また、このようなその場しのぎが長持ちするとも思えない。近いうちに代わりのエアフィルター購入を検討せねばなるまい。模型を続けるつもりがあれば、だけども。