模型log

沖縄での模型作りノート。人柱版。

画材店を探す

先週から今週にかけて、空いた時間に沖縄県内の画材店を探してみた。

目的は筆。

 

模型づくりに使用する筆は、一応は模型店で売っているもので十分といえば十分。エアブラシを使うなら、筆が担当する面積はかなり少なくなるので、人によっては100均の筆を使う人も多いだろう。

が、やっぱり良い筆は良いのだ!特に面相筆のような極細筆はケチらない方がいい。昔プラモを作っていた頃も、おもちゃ屋で買った筆はすぐにダメになってしまうので、学校で購入した画材セットの面相筆を使用していた。水彩画用なので本当はシンナー系塗料に使うのは良くないのだが、やっぱりおもちゃ屋のそれとは段違いに質が良く、細かい箇所を塗装するのには欠かせなかった。

そんな経験があるのに、久々に模型を始めるにあたって、コスト削減のために100均筆でことを済ませようとしていた私…

初めは良かったが、シートやベルト・ケーブル等小さなパーツを塗装する段階になって、まとまらない毛先に苦しむことになってしまった…。

 

というわけで、餅は餅屋、筆は画材屋。っつーんで、画材店を探しに。

 

個人的には意外だったんだけども、沖縄の画材店って、模型屋より少ないのね…

イメージ的には画材の方が一般的になじみがありそうな気がしていたんだけども、まあ、水彩絵の具なんかは普通の文具店でも買える訳だし、たしかに画材専門店の需要は少ないか…

 

ちょっと違う話になるが、そこそこの都市に住んでいる模型ファンなら、模型作りの際に画材店を利用する、って人は結構多いと思う。

画材店は美術系の職業人や学生さんが利用することが多いので、筆はもちろん、建築模型用のシーナリーパウダーやラウンドスポンジなども販売していることが多い。これは模型店で購入するジオラマ用のそれと全く同じ。

それから、油絵の具の独特の質感から、これを模型に利用しているのを見かけることもある。私は使ったことないけど。

あと、これは最近知ったんだけども、墨入れ工程のエナメル塗料の拭き取り溶剤に、一般的なエナメル溶剤ではなく、油絵の具用のペトロールなんかが使えるんだとか。

なんでも、ペトロールはエナメル溶剤のようにプラスチックを侵す危険が少ないので、結構便利だという。これは模型ファンなら常識なのだろうか…?

今回のオスプレイが完成に近づいたらやってみようと思う。

 

とりあえず、すっかりおなじみのタウンページで探して現地調査とお買い物。って流れで、計3軒まわってきました。

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